タイワントガリキジラミの症状例2

タイワントガリキジラミの症例 身近に見かける病気・害虫

以前、ご紹介した害虫
「タイワントガリキジラミ」

近年、関東地方で被害が多くみられるようになったので
注視していたのですが、また症例を発見しました。

モチノキに黒い斑点 害虫・タイワントガリキジラミの駆除方法
この季節モチノキの仲間に、黒い斑点が出てきたら 病気ではなく害虫「タイワントガリキジラミ」かもしれません

 

これは、さいたま市内の某公園内のモチノキです。

 

タイワントガリキジラミが発生しているのを見つけました。

葉にもち病のようなモザイクの膨らみが出ていますが、
葉裏を見るとタイワントガリキジラミの特徴である
紫色の斑点(穴)がみられます。

この公園には園路添いに数本のモチノキがありますが、
すべての木に発生していました。

カイガラムシもついており、

 

すす病が発生しているモチノキもありました。
すす病は、すす病菌というカビが原因です。

隣地との目隠しとして、キンモクセイやツバキといった常緑樹と交互に植栽されており、
しばらく剪定が入っていないので、風通しの悪い状況になったことも原因の一つでしょう。

公園が感染源となる可能性も考えられます。
公園周辺のモチノキにも発生していないかどうか、観察を続けたいと思います。

お庭の木々にも影響がないか、日々確認してあげてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました