こちらの写真は、
ある公園に並んで生えていた、大きな２種類の木の幹です。
違いがわかりますでしょうか？
こうして幹だけを見ると、あまり違いが見られませんね。
同じ木にも見えます。
よく似た樹木の大きな違い
しかし、全体写真はこうです。
いかがでしょう、とても対照的な２本ですね。
左の枯葉がたくさん付いているのがコナラ
右の枯葉のない木はクヌギです。
コナラが葉を落とさない理由
これらの木は、元々暖かい地方に生育する常緑樹だったため、
冬に葉を落とすための仕組みが不十分なのだと言われています。
同じように落ち葉をつけたままにしている木には、
柏餅で葉を使うカシワがあります。
柏の葉
冬、葉をつけたままのカシワの様子
まるで、暖かい地方で育った木々が、
寒さをしのぐために防寒着をまとっているようですね。
※柏の画像は植木ペディアさんからお借りしました。
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