ハイビスカスの花に食べられた痕がありました。
「何かの毛虫が食べたのか?」と思いきや、
花びらの裏側で緑色のきれいな虫を見つけました。
アオドウガネというコガネムシです。
最近、このアオドウガネによる食害が多くみられます。
アオドウガネによる食害例と見分け方
写真はヒメシャラとサンシュユの食害痕です。
ヒメシャラ
サンシュユ
このアオドウガネは、集団で庭木に取り付き葉を食害します。
ナツヅタ、サルスベリ、マキ、ウメなど大変多くの木に被害が出ます。
見分け方
食害された植物の下を確認してみてください
画像のような、黒くて細長い顆粒状のフンがあれば、
アオドウガネの可能性が高いです。
しかもこのアオドウガネのやっかいなことは、
幼虫が庭木などの根を食害することです。
トウシキミの鉢植えを植替えしたら、
アオドウガネの幼虫が13匹も出てきて驚いたことがあります。
いまいち生育の悪い鉢物は、秋になったら一度植替えをして
アオドウガネの幼虫がいないかどうか確かめてみてください。
植物にとっては厄介者のアオドウガネですが、我が家の猫には人気者です。
夜、部屋の明かりにひかれて網戸にぶつかってくるので、
猫が興奮して飛びつきます。
(我が家の網戸はペット仕様なので、ひっかかれても大丈夫にしてあります)
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