以前、ご紹介した害虫
「タイワントガリキジラミ」
近年、関東地方で被害が多くみられるようになったので
注視していたのですが、また症例を発見しました。
モチノキに黒い斑点 害虫・タイワントガリキジラミの駆除方法
この季節モチノキの仲間に、黒い斑点が出てきたら
病気ではなく害虫「タイワントガリキジラミ」かもしれません
これは、さいたま市内の某公園内のモチノキです。
タイワントガリキジラミが発生しているのを見つけました。
葉にもち病のようなモザイクの膨らみが出ていますが、
葉裏を見るとタイワントガリキジラミの特徴である
紫色の斑点(穴)がみられます。
この公園には園路添いに数本のモチノキがありますが、
すべての木に発生していました。
カイガラムシもついており、
すす病が発生しているモチノキもありました。
すす病は、すす病菌というカビが原因です。
隣地との目隠しとして、キンモクセイやツバキといった常緑樹と交互に植栽されており、
しばらく剪定が入っていないので、風通しの悪い状況になったことも原因の一つでしょう。
公園が感染源となる可能性も考えられます。
公園周辺のモチノキにも発生していないかどうか、観察を続けたいと思います。
お庭の木々にも影響がないか、日々確認してあげてください。
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