クンシランの開花の失敗例と皇帝ダリア 暖冬が植物にもたらす影響

季節の植物情報

昨年の3月「クンシランは寒さに当てないと
花茎が伸びずに開花します」
というお話をしました。

昨年3月のブログ
↓ ↓ ↓

クンシランが開花しました 乱れずに重なると奇麗なんですが・・
クンシランが開花しました! 花が乱れたり、花茎がうまく伸びない理由をご説明します

 

やってしまいました。

花茎が伸びずに、開花してしまいました。

自分で、甘やかしてはダメだと言っていたのに・・(笑)

クンシランが開花した理由

クンシランを開花させてしまったいきさつはこうです。

昨年の初冬は暖冬で、気温の高い状態が続きました。

ところが、突然早朝の気温が0℃近くまで下がる日が来たので、
観葉植物やクンシランなどを慌てて室内に取り込んだのです。

霜にあたると葉がダメになってしまうからです。

これが失敗の原因です。

気温が高い状態が続いている中で
すぐに室内に取り込んでしまったため
クンシランに十分な寒さを与えられなかったのです。

霜の当たらない軒下に一時避難させて
もう少し寒さに当てるべきでした。

皇帝ダリア

気を取り直しまして、
霜といえば、昨年は霜の降りるのも大変遅れたため
皇帝ダリアが長く楽しめました。

皇帝ダリアは高さが3m以上にもなる植物です。

11月末ごろに薄紫の大きな花を咲かせます。
最近はよく見かけるようになりました。

しかし寒さには弱いので、冬は地上部が枯れてしまいます

皇帝ダリアの花は霜との闘いです。

関東だと霜の降りはじめる時期と開花時期がほぼ一緒だからです。
ようやく咲いた花は霜にあたると一発で萎れてしまいます。

霜の降りるのが早い年は蕾のまま萎れてしまい花が見られないこともあります。
皇帝のくせに弱っちいです(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました