我が家の桑の木が、
枝がしなるほどの実をつけました。
これは、蚕用の「ヤマグワ」ではなく、
果樹用の「西洋桑」なので実が大きめです。
「マルベリー」といった方が身近かもしれません。
参考画像 ヤマグワの実
(画像は植木ペディアさんよりお借りしました)
マルベリー 桑の実の収穫タイミングの目安
実は完熟すると黒くなりますが、
その一歩手前の赤みが残っている頃が、ちょうど収穫どきです。
ジャムにしてもよし、そのままヨーグルトにのせてもおいしいです。
桑の木を育てるデメリット
■害虫がつきやすい
前回お話ししたアオバハゴロモのほか
カミキリムシやハマキムシなど害虫が多い木です。
桑の葉は、蚕の餌となるぐらいですから、
昆虫から見ると魅力的な木なのでしょうね。
■手間がかかる
また、成長が早くて徒長枝(とちょうし)が多く、
年2回は剪定しないと、強風で倒れたり雪で折れたりしやすいのが欠点です。
だいぶ手がかかるので、庭木としてはイマイチおすすめしづらいのですが…
ただ、美味しい実の多さは、その欠点を充分にカバーしてしまいますね。
台風シーズンになると伐採しちゃおうかと毎年考えるのですが、
この時期だけはちょっと楽しみな庭木です。
※…徒長枝(とちょうし)とは、
剪定した後などに勢いよくのびてくる、実を付けない邪魔な枝のこと。
コメント