【バラの剪定と植替え】グリーンアドバイザーが画像付きで紹介します！

バラの剪定と植替えの適期

バラは1月から2月が剪定と植え替えの適期です。

今回は鉢植えのバラの剪定と植え替えを行いました。

今回は１月下旬の作業なので剪定と植替えを同時に行います。
作業を行うバラはハイブリッドティー「友禅」の10号鉢です。
10年以上前からある古い株で、3年ほど植替えをさぼっていました。
生育がイマイチでシュートもあまり出ないのでコガネムシの幼虫がいるかもしれません。

まずは剪定です。
皮の手袋をして行います。
まずは高さを１/3に切り詰めます。外芽を確認してその上で切ります。

細い枝や枯れた枝も切り取ります。
太枝だけのすっきりした株になりました。

次は植え替えです。
バラをもって鉢の縁をゴムハンマーで垂直に叩きます。
こうすると鉢からすっぽり抜けます。

根が回っていますのでほぐしていきます。
やや根の量が少ない感じがします。
今回はコガネムシの幼虫はいませんでしたが昨年はいたのかもしれません。

伸びた根を切り詰めて苗の準備は完了です。
以前は根を水洗いする方法がありましたが、根が傷むので今は行いません。

土は赤玉土、鹿沼土、腐葉土、軽石、くん炭を混ぜて作りました。
元肥も入れます。
コガネムシ対策としてダイアジノンも入れます。

鉢の中央に苗を入れてしっかり土を突き入れます。

泥はね対策として細かいバークチップで表面を覆いました。
リキダスを入れた水を鉢底からの水が透明になるまでたっぷり与えて完了です。

今年は花を早めに切り、黒点病の消毒、施肥を適切に行って株の充実を優先させます。
根元近くからシュートが出たら古い幹を切って株を更新していきたいと思います。

今回は、「バラ」の剪定と植え替えの紹介をしました。

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