サギソウは初夏に開花する球根植物で、白鷺が羽を広げたような花を咲かせます。2月中旬から3月初めにかけてはこのサギソウの球根の植替え時期です。
1) 球根を探し出します
まずは鉢表面の古い水苔や枯れた葉、雑草を取ります。この時に水苔に球根が付いていないかどうかよく確認します。
次に鉢をひっくり返して球根を探し出します。球根は茶色い1cm程度の大きさですが、5mm以下の小さな球根もあるので古土と一緒に捨てないように注意します。
大小合わせて50球ぐらい取れました。
2) 消毒します
取れた球根は植え付ける前に30分ほど殺菌剤に漬けて消毒します。
3) 培養土を入れます
新しい鉢に防虫ネットを敷き、培養土(赤玉土・軽石または桐生砂の小粒、ゼオライトを混合した土)を入れます。
4) 球根を並べます
ここに球根を向きを揃えて並べます。
5) ジョウロで潅水したら完了です
培養土を球根が隠れる程度まで入れたら、吸水させた水苔で表面を覆います。微塵が流れ出なくなるまでたっぷりジョウロで潅水したら完了です。
6) 小さな球根は
小さな球根は一緒に植えず別の鉢に同様に植え付けます。鉢は霜や雪の当たらない場所に置きます。
まとめ
サギソウの植替えは寒い時期の作業なのでいつも「寒くてやりたくないな~」と思います。でも3月中旬以降になると芽や根が伸びだし植替えで痛めてしまうのでがんばって今のうちに植替えしましょう。
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