一本からのお庭サービス「ガーデンエクスプレス」です!
ガーデンエクスプレスでは、お客様相談センターがあり、お庭のご相談を承っております。
今回は、ホームページの「お問い合わせ」に寄せられたご相談にガーデンエクスプレスお客様相談センターでグリーンアドバイザーがお答えした回答を掲載しています。
ご相談内容「金のなる木の元気がない…」
中野区在住のお客様からのお問い合わせです。
「金のなる木」の元気がありません。
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樹木医がお答えしました!
「金のなる木」は南アフリカ原産の多肉植物です。低温には比較的強いのですが、霜にあたると葉が萎れてしまい。強い寒さでは根の枯れてしまいます。また乾燥には強いのですが加湿状態にしたり、冬に水を与えすぎると根腐れを起こします。
30年近く育てていらっしゃったのですから基本的な育て方はお分かりの方だと思います。「下部は元気だが上部が弱っている」とのことですので、幹の一部に腐りがある可能性が高いです。原因は2年前の寒さと剪定だと思われます。寒さで弱った状態のときに剪定をしたので切り口から腐りができ、幹まで達しているのだと思います。
まずは腐っている場所見つけて取り除き、日陰でよく乾燥させてください。十分乾燥させて年内は様子をみて、問題がなさそうなら来年の春に植替えをしてください。新しい葉が出て回復すれば元気にはなり樹形もある程度は良くなると思います。
腐りが根まで達しているようだと早急な植替えが必要となります。株を鉢から取り出して土をふるい、腐った部分や枯れた根を切り取ります。数日から1週間日陰でよく乾かしてから新しい土(多肉植物用)に植え替えます。鉢の大きさは根がちゃんと入るようなら元の大きさで構いません。しばらくは風通しの良い日陰で管理します。水やりは植替え後数日してから与えてください。水やりは土が乾いてから1~2日おいて、鉢底から水が流れるまで十分与えます。10月以降からは回数を減らし、冬の間は回数を控えてください。
さいごに
今回は、お客様相談センターでの回答を紹介しました。
長い年月育ててきた庭木は、他と比べて大切に育ててきたと思います。
このようにガーデンエクスプレスでは、樹木医やグリーンアドバイザーがご相談を回答していきます。
お気軽にお問い合わせください。
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